
海外に手紙を出したいときに必ず日付や住所を書く必要があります。しかし日本と英語圏の国では書き方が異なり、間違った書き方だと正しい場所に届かないこともあるでしょう。英語を習得する上で必ず覚えておきたい書き方を日本語の表記と比べて確認していきます。イギリス圏とアメリカ圏の2種類の使い方も解説するのでぜひ参考にしてみてください。
英語で日付の書き方は?
日付の書き方はアメリカ圏とイギリス圏で異なります。日本表記では2025年4月1日と書くときの英語の日付の書き方を紹介します。
アメリカ圏英語
アメリカ英語を話す国では「April 1,2025」、「April 1st,2025」と表記します。日本表記では西暦、月、日の順で表しますがアメリカ圏の場合は月、日、西暦の順で書きましょう。読み方はApril first in twenty-twenty-fiveとなります。友達や家族間でカジュアルに表記する時は省略して「4/1/2025」と数字だけで表す方法もあります。
イギリス圏英語
イギリス英語を話す国では「1 April,2025」「1st April,2025」と表します。アメリカ圏の表記と比べると日、月、西暦の順に書きます。しかし、読み方はアメリカ圏と同じApril first in twenty-twenty-fiveと発音してください。カンマは単語のかたまりを認識するためにあるため忘れずに必ず入れましょう。
ビジネス英語で使う場合
先ほどは友達や家族など一般的な表記について説明しました。ビジネスでは相手のクライアントや上司を不快な気持ちにさせない丁寧なビジネス英語を使わないといけません。4月1日に行う会議の招待についてのメールを送りたい場合は件名に「Invitation for April 1st Conference」と表記しましょう。この場合は前置詞にforを使いますが曜日が最初に来るとon、時間だとatに変えます。
英語で曜日はどうやって表す?
西暦・月日の書き方は分かりましたが、曜日が入るとどの順番で書いたらいいのでしょうか。曜日の場合はアメリカ圏とイギリス圏関係なく文章の先頭に持ってきます。そのため2025年4月1日火曜日は「Tuesday,1 April,2025」と表します。カジュアルに書く場合、火曜日を「Tuesday」から「Tue」と3文字で省略して書くことがあるので覚えておいてください。
住所の書き方について
日本表記で住所を書くと都道府県、市、町、丁目・番地・号の順番でした。英語表記になると日本表記と逆で小さいものから大きい順番に書きます。例えば東京都渋谷区1ー1だと「1ー1,Shibuya,Tokyo」となります。県や市は表記する必要がなく、国外に送る場合は国名も必ず書くことに注意しましょう。
表記の違い
住所以外にも表記が異なる場合がたくさんありました。例えば電話番号の書き方やお金マークの書き方まで違います。国によって違いやルールに至っても様々です。そのため手紙を出す際や海外の方と連絡を取る際はルールを都度確認すると誤解や間違いも防ぐことができるかもしれませんね。
表記で大事なこと
英語で日付や住所を表記する際に迷った時はまず書き方の順番を確認しましょう。アメリカ英語やイギリス英語でも大きく違うので合っているか分からなくても相手に伝わる最低限の努力をします。そしてカジュアルに表記していいのかもしくは丁寧なビジネス英語にするのか決めます。ビジネス英語で表記する時は単語も省略せず、丁寧な書き方を心がけてください。
まとめ
今回は英語の日付や住所の書き方について紹介しました。表記の仕方を迷うことがよくあると思います。相手にも気持ちよく伝えるために知っておくといざという時に自信を持って表記することができます。アメリカ圏とイギリス圏では表記が異なるので混乱しないように確認しましょう。