夏休みに向けて!金魚・メダカの飼い方をおさらい!長生きさせるポイントは?

夏休みが近づいてきました!金魚やメダカを飼ってみようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は金魚やメダカの飼い方をおさらいしていきます。

金魚・メダカの飼い方 必要なもの

まずは金魚・メダカを飼う際に揃えておきたいものを見ていきましょう。

水槽

まずは水槽が必要です。金魚やメダカの種類、大きさ、数によって水槽の大きさを変えるのが良いでしょう。

エアーポンプ

金魚やメダカは水中の酸素を取り入れて生きているので、エアーポンプを利用して快適な環境を作りましょう。エアーポンプなしでも飼育することは可能ですが、その分手間がかかり金魚やメダカの飼い方の難易度も一気に上がってしまいます。

ろ過装置

エサの食べ残しやフン、ゴミなどを効率よく除去してくれるのがろ過装置です。水槽の水替えの回数を減らすことにもつながります。こちらもエアーポンプ同様になくても飼育は可能ですが、やはり金魚やメダカの飼い方の難易度が上がってしまいます。

エサ

エサ(フード)も用意しましょう。金魚専用やメダカ専用、またその中でも種類別に様々なものが販売されているので、合っているものを選びましょう。

底砂・水草

水草があることでコケの発生を防いだり、水質の浄化作用が期待できたりします。またいじめられている個体の隠れ場所になったり、メダカの産卵場所になったりもします。

水槽の底に砂利が敷いてあると、水草が定着しやすいです。これらの砂利や水草も、金魚用やメダカ用といった種類別に販売されています。

金魚・メダカの飼い方 水の準備

必要な道具が揃ったら水の準備をします。金魚やメダカの飼い方として、水の準備はとても大事です。そのまま水道水に入れたら金魚やメダカにとって有害なため、最悪すぐに死んでしまいます。ザリガニ 水道水のように「そのままの水でも大丈夫説」のようなものは存在しません。

それではどのように水の準備をすればよいでしょうか。

水道水に含まれるカルキを抜く

水道水に含まれるカルキが金魚やメダカにとって有害になってしまいます。そのためカルキを抜くことが必要です。

水道水をバケツに汲みため、1~2日間屋外に置いておけばカルキが抜けます。

市販のハイポを使う

市販のハイポ(チオ硫酸ナトリウム)を使用することもできます。水道水のカルキを液体タイプなら数分で、固形のものでも30分ほどで中和することができます。

水の準備ができたら

早速金魚やメダカを水の中へ!といきたいところですが、水温差が金魚やメダカにとってダメージになってしまうことがあります。まずは金魚やメダカが袋に入っていたら、そのまま袋を水槽に30分~1時間浮かべます。こうすることで袋の中の水と水槽の水の水温差を減らすことができます。

金魚・メダカの飼い方 長生きさせるポイント

これでようやく水槽で金魚やメダカを飼うことができます。しかしここがゴールではなくここからスタートなのです。それでは金魚やメダカの飼い方で長生きさせるにはどうすればよいでしょうか。

エサをすぐに与えない

金魚もメダカも環境の変化がストレスになります。すぐにエサを与えると消化不良による病気になってしまう可能性があります。最初の一日はエサを与えず、1週間くらいまでは目安量の半分くらいのエサの量にしましょう。

少な目に飼う

金魚やメダカの飼い方として、少な目に飼うということが長生きをさせるポイントに挙げられます。水槽の大きさに対して金魚やメダカの数が多すぎると水質悪化やストレス・いじめなどが起こってしまいます。

少なめに金魚やメダカを飼いましょう。なお金魚とメダカを同じ水槽で飼うこともできますが、金魚が大きくなるとメダカを追いかけたり食べたりしてしまうこともあるのでオススメはできません。

エサを与えすぎない

金魚もメダカも胃がないため食いだめをすることができません。食べ残したエサが水底に溜まり水を汚すことにもつながります。またエサを与えすぎることで消化不良を起こし、病気の原因にもなりかねません。

たとえ旅行で数日留守にするということがあっても、エサは与えすぎないようにしましょう。

水質に注意する

水質の悪化は金魚やメダカにとって致命的なことになりかねません。水質には十分気をつけましょう。

水質悪化のサインとして代表的なものは水が濁っている、エアーポンプから出た泡がなかなか消えない、病気の金魚やメダカがいることなどです。

水の替え方に気をつける

金魚やメダカの飼い方として、水の替え方にも気をつけましょう。新しいカルキを抜いた水を用意したら、全部替えてしまうのではなく1/3くらいは古い水を使います。そうすることで水質が変わることでのショックを減らします。

水温に気をつける

水温の適温は、金魚が15~25℃、メダカは18~28℃です。冬に差し掛かって水温が下がってしまう場合には水槽用ヒーターを使用しましょう。

日光浴をさせる

金魚もメダカも日光浴をさせることで健康に育つことができます。特にメダカは光が足りないとビタミンの欠乏をもたらします。もし水槽が日光の当たらない場所にあるのであれば、ライトを上手く活用しましょう。

まとめ

今回は金魚やメダカの飼い方をおさらいしてきました。せっかく飼うのなら長生きしてほしいですよね。適切な道具や準備、飼い方をすることで、かわいい金魚やメダカに元気に育ってもらいましょう!